様々な料理で使われる玉ねぎですが、目にしみて涙が止まらなくなること、ありますよね。今回はそんなお悩みを解決するための方法をご紹介いたします。
どうして玉ねぎは目にしみるのか
ではまず、どうして玉ねぎは目にしみるのでしょうか?それは玉ねぎに含まれる”硫化アリル”という成分に原因があります。玉ねぎを切ると細胞が破壊され、刺激物質の硫化アリルが出てきます。これが、空気中に揮発(常温で蒸発すること)することで目や鼻の粘膜を刺激して涙が止まらなくなるのです。
玉ねぎが目にしみない方法5選
1.切る前に冷蔵庫で冷やしておく
硫化アリルは冷やすことで空気に揮発しにくくなります。そのため玉ねぎを切る前に1~2時間ほど冷やしておくことで、目にしみるのを防ぐことが出来るのです。ただし、玉ねぎは常温保存のほうが美味しく長持ちするため、長時間の冷蔵保存は控えましょう。
2.換気扇を回す
揮発した硫化アリルが目や鼻に入らないように換気をすることで、刺激を減らすことが出来ます。
3.よく切れる包丁を使う
硫化アリルは細胞の中に閉じ込められているので、揮発を防ぐには細胞が壊れないように切ることが大切です。よく切れる包丁で切ることで細胞が押しつぶされず綺麗に切ることが出来るため、揮発する硫化アリルを減らすことが出来るでしょう。
4.繊維に沿って切る
3と同様に細胞が壊れないため、硫化アリルの揮発を抑えることが出来ます。繊維に沿って切ると、シャキシャキとした食感になるため、サラダなどにおすすめの切り方です。
いかがでしたか?道具を使わないので思い立ったときにぜひ試してみてくださいね。
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